出会い系でゲットした「夏」が儚く消えた瞬間

 

27歳の会社員です。固定した彼女をつくるより、気軽に遊べる相手が欲しいと思い、出会い系を利用しています。

昨年の夏、出会い系で32歳の人妻の智恵と知り合いました。

メールでやりとりするうち、智恵は、夫が単身赴任しており、寂しい日々を過ごしていることを打ち明けてくれました。そこで僕が、ダメ元で、夏休みを利用して一緒に遠出することを持ち掛けたところ、意外に簡単に乗ってきました。行く先は、南の果てにある小笠原諸島の父島です。

東京から大型船に乗って24時間ほどかかります。ふつうは、大勢で雑魚寝する「2等船室」が定番なのですが、せっかくの遠方へのデートなので、僕はベッドが2台しつらえられた個室である「1等船室」を大枚をはたいて予約しました。

出発当日の8月のその日、出航する竹芝桟橋に現れた智恵は、花柄の麻のワンピースに、サンダル、ストローハットの出で立ち。身長は167センチぐらい、スリムでスタイルのいい素敵な「お姉さん」でした。

まるで恋人のように

僕たちは、その時が初対面だったにもかかわらず、手をつないで船に乗り込みました。

船内のレストランで食事をしながら、智恵はいろいろと語ってくれました。

夫には単身赴任先に付き合っている女性がいるかもしれないこと。子どもをつくりたいけれど夫が乗ってこないこと。夫とは見合い結婚だけれど、迷いながらの結婚だったこと等。

僕は少し重い気分になりましたが、「いやなことは忘れて、バーッと楽しもう」と智恵に言いました。

船から見渡す太平洋の大海原は壮観でした。智恵と僕は会ったばかりだというのに親密そのもので、傍から見ても本物の恋人か夫婦にしか見えなかったかもしれません。

船の揺れは心配したほどなく、快適でした。

2人で飽きもせず大海原を眺めていましたが、智恵は「眠くなった」と言い、客室に戻りました。僕はそのまま甲板に残っていましたが、ふと様子が気になり、あとを追いかけました。

客室のドアを開けると、智恵がベッドに入って眠っていました。僕はそっと近づくと、智恵の布団の中に入りました。智恵は気づいているようでしたが、気づかないふりをしていました。僕は智恵の体に手を伸ばし、ゆっくりまさぐりました。智恵は体を固くしながらも、されるがままになっています。

僕の股間はすっかり硬くなり、遠慮なく智恵のお尻に押しつけました。智恵の胸をギュっとつかむと智恵の口から声が漏れました。あとはもう……。

太平洋の真ん中で、出会ってまだ数時間しかたっていない僕たちは、深く、激しく愛し合いました。智恵は意外にも、貪欲に僕を求めてきました。僕も負けじと智恵を幾分乱暴めに攻めました。

島に着くと、水着に着替え、2人でビーチに行きました。スタイルのいい智恵は、花柄のかわいいビキニ姿になりました。恋人のようにはしゃぎながら、真夏の島を満喫しました。

楽しそうにしている智恵を見ていると、僕は無性にムラムラしてきて、海岸から智恵を連れ出し、少し離れた木陰に行って、そこで立ったままセックスしてしまいました。

智恵は大きな木の幹に手を付いて、「外でなんて……初めて……」と言いながら、僕に背後から犯されました。

衝撃的な連絡

楽しい日々はあっという間に過ぎていきます。僕と智恵は、3日間、遊びに遊び、愛し合いました。

東京に向かう船の中でも、時間を惜しんで愛し合いました。智恵のことが本気で好きになりそうでした。

智恵が東京に戻った直後に、夫が単身赴任先から一時帰宅するということも、僕の心を曇らせていました。「東京に戻ってからも、智恵と会いたい」と思いました。

東京に戻って半月ほどたったころ、智恵から届いたメールに僕は衝撃を受けました。

夫がシンガポールに赴任することになり、智恵も一緒に行くことになったというのです。

「楽しかった」「ありがとう」「さよなら」とメールにありました。

出会い系でゲットした「夏」のときめきが、あっけなく終わった瞬間でした。

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